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2021年6月12日土曜日

目次 アースダイバー 神社編 / 中沢新一

 アースダイバー 神社編 / 中沢新一


< 目次 >


プロローグ 聖地の起源

犬の聖地 / 人間の聖地


第一部 聖地の三つの層

第一章 前宗教から宗教へ

第二章 縄文原論

第三章 弥生人の神道


第二部 縄文文系神社


第四章 大日雲貴神社(鹿角大日堂)

東北の続縄文

地名起源伝説

太陽神の聖地に建つ大日堂


第五章 諏訪大社

縄文の「王国」
蛇から王へ
御柱祭の意味


第六章 出雲大社


タマ
神話の建築


第七章 大神神社(三輪神社)

ナラの原像
血と酒の蛇
蛇と鏡の確執

第三部 海民系神社

第八章 対馬神道

はじまりの島
ムスビの神
渚の神話学


第九章 アヅミの神道

海の民の末裔
日本海ルート
太平洋ルート

第十章 伊勢湾の海民たち

太陽の道
海人と鳥剤


エピローグ 伊勢神宮と新層の形成




2021年5月15日土曜日

目次 牛頭天王と蘇民将来伝説 / 川村湊


〈増補新版 牛頭天王と蘇民将来伝説 - 消された異神たち 目次〉


序章 蘇民将来のお守り


第一部 備後から京都へ

第一章「祇園」へ通う

1 「備後風土記」逸文
2 鞆の津の祇園社
3 播磨・広峯の天王社
4 神戸・祇園社
5 八坂・岡崎・粟田
6『牛頭天王暦神辨」

第二章 蘇民将来はどこから来たか

1 「蘇民将来之子孫海州后入」
2 曾戸茂梨の謎
3 パリ公主とは誰か
4 パリ公主と婆梨采姫
5「白山之本開』

第三章 婆梨采女とは誰か

1 婆梨采女の変化
2 少将井信仰
3 無骨の「柱」
4 悪疫退散
5 コタン将来の死骸
6 神輿神幸と祇園祭

第四章 牛頭天王の変遷

1 「牛頭天王之類」ヲ追放セヨ
2 廃仏毀釈の大波
3 殺牛の儀式
4 龍爪山の雨乞い
5 牛神信仰
6 地獄の十王たち
7「牛頭人身」神の系譜


第二部 伊勢から津島へ

第一章 伊勢と蘇民の森

1 倭姫命巡幸
2 荒崎から神前へ
3 蘇民たちの森
4 伊勢の花嫁

第二章 津島天王社とその祭

1 和魂と荒魂
2 天王川のほとり
3 津島と対馬
4 伊勢と津島
5 鉾と矛の祭
6 牛頭天王講式


第三部 近江から物部村へ

第一章 牛尾山曼荼羅

1 河原由来書
2 縁太羅王子の子孫
3 牛尾山の謎
4 牛御子とは誰か

第二章 八王子神群像

1 蛇毒気神の孤独
2 毘沙門天王とその眷属
3 縁太羅王子の系譜

第三章 物部村の陰陽師たち

1 いざなぎ流祭文の世界
2 もう一つの「天刑星の祭文」
3 産屋の「借地文」


第四部 みちのくの蘇民たち

第一章 蘇民祭と妙見信仰

1 蘇民祭の分布
2 薬師と妙見
3 北斗の星神

第二章 摩多羅神の夜

1 広隆寺牛祭
2 毛越寺の摩多羅神祭
3 玄旨帰命壇灌頂
4「牛頭」へ帰れ
5 摩多羅神と牛頭天王の変身

第三章 悪路王の末裔たち

1 胡四王の山 
2 修羅と悪路王 
3 胆沢城址の夏草
4「ねぶた」の跳梁 
5 東湖天王社縁起

終章

1 牛頭天王と牛御前
2 小塚天王社
3 蘇民将来札
4 七天王塚巡り


2020年5月2日土曜日

目次 DNAから見た日本人 / 斎藤成也

DNAから見た日本人 / 斎藤成也


目次

第1章 進化するDNA

DNA/遺伝子とタンパク質/ゲノム/突然変異/対立遺伝子と遺伝子型/中立進化/遺伝的浮動/自然淘汰/移住/集団


第2章 遺伝子でつながる地球上の人々

遺伝子の系図/ミトコンドリアDNAとワイ染色体の系図/遺伝的浮動による集団の分化


第3章 アフリカから追い出される

最初の出アフリカ/第二の出アフリカ/負け犬説/Y染色体の系統樹/常染色体の遺伝子データを用いた集団の系統樹/現代人の進化過程/人種と民族


第4章 日本列島に移り住んだ人々

東ユーラシアの吹きだまり/日本列島人成立の通説/東ユーラシアにおける日本列島人の遺伝的位置/HLAハプロタイプ/アイヌ沖縄同系論/ミトコンドリアDNA/Y染色体/分泌型遺伝子の融合タイプ/その他の遺伝形質/苗字の地理的分布/他の生物の遺伝子


第5章 古代DNA

古代DNAとは/縄文人/弥生人/古代人骨の親子鑑定/中国歴史時代/古代DNAデータベースAGE


第6章 骨の形から見た日本列島人

骨と遺伝子/ホックス遺伝子群/人間と類人猿の系統関係/頭骨計測による研究/歯の形態/頭骨の形態小変異/明石人骨の研究と直吉良夫/科学研究における信義の問題


第7章 世界における日本語の位置

言葉から何が言えるのか/印欧語族の原郷/東ユーラシア人の言語/日本語の起源に関する従来の説/言語と遺伝子の関係について


第8章 DNAの個人差がもたらす遺伝的な違い

個人のあいだの違い/ヒトゲノムの多様性/ミトコンドリアDNAとY染色体異常にある遺伝子の個体差/常染色体上にある遺伝子/「昨日は遺伝するのか」のパラドックス


第9章 「日本人」が消えるとき

遺伝的均質化/文化的均質化/養生に浮かぶ人工島群/日本人が消えるとき

2020年2月20日木曜日

目次:楽園のカンヴァス / 原田マハ

楽園のカンヴァス(新潮文庫) / 原田マハ

第一章 パンドラの箱 二〇〇〇年 倉敷
第二章 夢 一九八三年 ニューヨーク
第三章 秘宝 一九八三年 バーゼル
第四章 安息日 一九八三年 バーゼル/一九〇六年 パリ
第五章 破壊者 一九八三年 バーゼル/一九〇八年 パリ
第六章 予言 一九八三年 バーゼル/一九〇八年 パリ
第七章 訪問―夜会 一九八三年 バーゼル/一九〇八年 パリ
第八章 楽園 一九八三年 バーゼル/一九〇九年 パリ
第九章 天国の鍵 一九八三年 バーゼル/一九一〇年 パリ
第十章 夢をみた 一九八三年 バーゼル
最終章 再会 二〇〇〇年 ニューヨーク

2019年12月2日月曜日

目次 明治維新で変わらなかった日本の核心 / 猪瀬直樹、磯田道史

明治維新で変わらなかった日本の核心(PHP新書) /  著者: 猪瀬直樹、磯田道史



はじめに ― 連綿と深層を流れてきた「核心」がいまも色濃く影響を及ぼしている / 猪瀬直樹


第一章 日本の組織原理と権威構造の源泉
古代をたずねる

江戸幕府は吉良家を切り捨てたかった?
江戸時代の「高家」はどのような存在だったのか
日本の国家システムの根幹としての「官司請負制」
平安時代の朝廷の地方統治システムと統治範囲
徴税も実質的には「請負」制度だった
平安時代の流通システムと貨幣のあり方
天皇の権威がなぜ、いかにして全国に行き渡ったか
日本神話を歴史として解釈してみると
仁徳天皇の時代には強力な海兵隊があった!?
「権力構造」は変わっても皇室の「権威構造」は変わらなかった
皇位継承の儀式に「違憲」だと口を挟む内閣法制局の愚


第二章 「新しい公」の再編成
― 鎌倉、室町、戦国のダイナミズム

鎌倉幕府と室町幕府は何がどのように違うのか
幕府が仲裁力を喪失し、戦国の世が始まった
中国の銭貨の使用で大陸ファクターが大きくなった
「守護」「地頭」の存在が意味すること
新興勢力の権威渇望を結集して生まれた後醍醐政権
幕府も暴力団も、直参の構成員は案外少ない
なぜ室町幕府はグダグダになっていったのか
「所領安堵」や「新恩給与」の地方分散化
「役」の徴収により凝集力の強い権力が生まれた
「宗教卓越国家」から「経済卓越国家」へ
なぜ「織田信長」が登場したのか
大名たちが「楽市楽座」を行なった動機
多様で効果的だった戦国時代の税徴収システム
安土城と近江商人気質と比叡山延暦寺
巨額の利益を生み出した秀吉の重商主義政策
権力の集中を支えた金山・銀山開発
日本の一五〇〇年から一七〇〇年は「偉大な二〇〇〇年」
「鉄砲」によって戦国の地方分権社会は中央集権化した
信長や秀吉は「天皇」の権威利用がうまかった
「御爪点」―天皇の身体由来の印が権威の裏づけ
戦国大名たちは官位を「いくら」で買えたのか?
武家の官位奏請を一元化して自らの権威を高めた幕府



第三章 江戸武家社会の組織と個人
ー サラリーマン根性の始まり

武士たちの知行は細かく「分散」していた
税率決定権も司法権も奪われて….
「滅私奉公」は江戸時代の武士階層のための言葉?
江戸時代の百姓は強い「家意識」をすでに持っていた
永代雇用のサラリーマンたる武士の人事評価
責任と権限は「上」、実質的な差配は「中」
武家の財政赤字の根本原因は「格式」
現在もなお生き続けている「官職二元制的原理」
長く座っていれば、何かおこぼれがある
実力主義で成り立っていた勘定奉行
優秀な人材を見つけるのも大切な仕事の一つ
武士たちは「気受け=巷の評判」を気にしていた
「情報ネットワーク」と「弟子システム」の不思議
融通無碍な「しなる江戸」の柔構造
「ペーパーテストによる平等主義」は正しいか?
「分の思想」の江戸社会のほうが現代より多様性があった



第四章 二六〇年の泰平を維持した社会システム
ー「転封」や「ジャンケン国家」の智恵

江戸の社会は「ジャンケン国家」
「転封」は二〇年から三〇年に一度の転勤
メンツは立てるが収入は減らす賞罰としての「転封」
新潟市と浜松市の職員を全員交換してみたら
参勤交代と「家康の誤算」
武士たちは何が楽しかったのか
武士階級の人口比率と構成比率
リスペクトの根源にある圧倒的な武威
語り継がれる「共通の物語」の重要性
日本全体の一体性を培う社会ネットワークのすごさ



第五章 江戸に花咲いた近代的経済
―  進んだ経済政策と百姓たちの企業家精神


農民たちの土地に対する強烈な所有者意識
藩としてまとめて農政を行なう
領民は天からの預かりもの
「農間稼ぎ」に税金はかからなかった
江戸の「外形標準課税」こそ日本経済再生のカギ
豪農の息子が一万石の大名よりも強い経済力を持っていた
産業振興策としての二宮金次郎ファンド
安定した貨幣制度の下、民衆の生活水準も向上
銭で回る経済がしっかり定着していた
一七〇〇年頃に日本は中国圏から完全に離脱した
商業・工業が優遇された銭本位社会
江戸幕府の銭貨ライセンス制度の大失敗
信用に基づく管理通貨制で金融政策も行なわれた
課税調整措置としての「徳政令」で経済活性化
商取引が安全に行なわれる社会環境の素晴らしさ
「江戸時代は貧農ばかりだった」は大間違い
村納税主義から家納税主義を経て、個人単位の税制に
田舎の人たちが東京都民にした仇討ち
五〇〇万両もの通貨発行益をもたらした荻原重秀
藩は生産性を上げるべく工夫を凝らした
日本には「四つの地域」があった
「宗教卓越国家」の残滓を消し去った寺請制度
文化革命に成功したのは天皇の権威を借りたから
日本の場合、階級闘争は「身分間」には存在しない
江戸には労働移動や職業選択の自由があった
二宮金次郎の経済哲学のおかげで日本は経済大国になった
官僚制の宿滴を打ち破る日本的方法
個々人が自分の「史観」を持たねばならない時代



対談後に付け加えるひと言 猪瀬直樹


おわりに――「通史的思考」をなさねば変化のなかを生きてゆけない磯田道史



装幀者 芦澤泰偉+児崎雅淑